このサイトの管理者が飲んでおいしかった!なんて最近感じているおすすめの日本酒があります。
その名前は、「作」です。※読み方は「ざく」といいます。有名な日本酒です、知っている人もいるでしょう。
今回は、この作を「まだ飲んだことがない」「聞いたことがない日本酒」という人に飲んでほしいのです。理由は香りと味にあります。
香りと味は奥深く何回飲んでも飽きることはありません。そして、心の奥底から「おいしい」と感じる銘柄になっています。
「飲めばファンになること間違いない」それが、作という日本酒なのです。次に作のファンになるのは、あなたの番かもしれませんよ?
目次
「作」という銘柄が注目されている訳は?三重が生んだスーパーな日本酒を堪能せよ!
引用元 清水清三郎商店
作は、三重県鈴鹿市の酒蔵「清水清三郎商店(株)」が造っている日本酒です。
遠方の人は、いまいち土地勘が分からないでしょう。鈴鹿市といえば、日本最大級のサーキットコースがある「鈴鹿サーキット」のあるエリアです。
そして、作といわれてもどんな日本酒なのか?ピンとこない人へ。作が取った数々の受賞歴はこちらになります。
2022 IWC(イギリス) SILVER(純米大吟醸の部・3銘柄、大吟醸の部、純米吟醸の部・3銘柄)ほか
JOY OF SAKE(アメリカ) グランプリ(純米)/ 準グランプリ(吟醸)/ 金賞(6銘柄) ほか
Kura Master(フランス) プラチナ賞 TOP16(純米大吟醸部門・純米部門) / プラチナ賞(純米大吟醸部門)/金賞(純米部門)
CINVE(スペイン) GRAND GOLD / SILVER(2銘柄)
Féminalise(フランス) Top of the Best(日本酒部門) / 金賞(純米吟醸部門)
ミラノ酒チャレンジ(イタリア) テイスティング賞 、プラチナ賞(2銘柄)、ダブル金賞、金賞 (唎酒部門)/ ベストデザイン賞 ほか2022 全国新酒鑑評会 金賞
ワイングラスで美味しい日本酒アワード 最高金賞(プレミアム大吟醸部門・2銘柄)/ 金賞(プレミアム純米部門・3銘柄)
世界酒蔵ランキング 2位※2022年の受賞を掲載しています
清水清三郎商店 公式サイトより引用
作って日本酒はこんなに受賞をしているんですね!
2022年の受賞だけが書いてあるんですか?それでもスゴい数ですよ。
日本はもちろんのこと、世界でも受賞しているわね…。
注目する理由がよく分かるわ~。
さて、今回は作を飲んだことがない人へ!
レギュラーシリーズの香りと味の魅力を伝えてみるぞ。
こちらの6本を紹介していくから、お気に入りの一本を探してみてくれ。
ズラッと並んだレギュラーシリーズ。ひとつずつ強い個性があるので飲み比べが面白い!
作のレギュラーシリーズはこちら
- 玄乃智 純米酒
- 穂乃智 純米酒
- 恵乃智 純米吟醸
- 奏乃智 純米吟醸
- 雅乃智 純米吟醸
- 雅乃智 中取り 純米大吟醸
どうしても純米大吟醸に目がいってしまうよな?
しかし、作の味は多彩なんだ。
どれが自分にピッタリな銘柄なのか?それを探してみるのも面白いぞ。
作には、プレミアムラベルや限定品といろいろありますが、まずはレギュラーシリーズを試してみてください。
作という銘柄がどんな日本酒なのか?の基本がよく分かるので、日本酒が詳しくない人にもおすすめしたい飲み方になります。
冷やでも燗のどちらでも!オールマイティな「作 玄乃智(げんのとも)」
参考価格 750ml 約1760円
青リンゴやマスカットのような甘酸っぱい香りを楽しむことができる「玄乃智」の紹介です。
スッキリした酸味ばかりと思いきや、その中に旨みあり!「もう一杯」なんておかわりしてしまうでしょう。
そのうち、「お酒だけではなんだかさみしい…」と感じてきます。というか、何かつまみたくなるのが玄乃智の香りと味の特徴です。
ほどよく冷やした玄乃智とアツアツの料理やおつまみをいっしょにいかがですか?6種類すべて飲み比べたあとの感想ですが、この玄乃智は買いです。
手頃な値段なのにこの香りと味…。う~ん、作恐るべし!
手頃な値段なのにおいしい!の一言だ。
ぜひとも、料理やおつまみをいっしょに楽しんでほしいな。
さんまやししゃも、炙ってから塩を軽く振ったイカがおすすめだぞ。
スルスルとのどを通る軽やかさはお見事!「作 穂乃智(ほのとも)」
参考価格 750ml 約1760円
フルーティーさをギュッと詰め込んだ香りと味わいを楽しめるのが「穂乃智」です。
香りを嗅いだときには、「パンチのない日本酒なの…?」と感じますが違います。コクと旨みもしっかりあるので飲みごたえは十分です。
玄乃智、同様にキレがあって飲みやすい日本酒といっていいでしょう。お酒が軽やかなので、スルスルとのどを通っていく感じは爽快感満点です。
鼻から抜けるフルーティーな香りも手伝って、長く飲んでいても疲れない一本になっています。
いろいろ試してみたけど…、
おいしい飲み方は冷やで味わってみたいね。
スッキリしたみずみずしさを楽しんでほしい一本だよ。
しっかりした味なのに飲みやすさは最高です。
でも、放っていくと味がかなり変化してしまいますね。
味わいがドッシリしてしまうので、早めに飲んでおくのがいいかもですよ?
シリーズ年間販売本数1位になった味を堪能せよ「作 恵乃智(めぐみのとも)」
参考価格 750ml 約1,870円
ナシやライチのような甘い香りがたまらない「恵乃智」はいかがですか?
香りだけだと、「優しい味で女性も飲みやすい」とイメージしましたが、口の中や舌の上にしっかり味が乗ってきます。
甘さばかりだと飽きてしまいますが、酸味とキレもあるため後味はバツグンです。
この恵乃智、「2021年作の年間販売本数1位」を取った強者!作って、どんな日本酒なのかな?って人に初めて飲んでほしいのが、この恵乃智です。
これは燗するより冷やにして飲みたい!暑い日には、冷たい恵乃智が恋しくなるでしょう。
「冷やでも燗でも良い」
と公式サイトにはあるけど、この恵乃智は冷やにして飲んでみて!
良い日本酒を飲んでる~、って心の奥底から思うはずだから。
酒蔵、清水清三郎商店が自信をもって世に送り出すのが、この恵乃智だ。
作という銘柄が初めてなら、この恵乃智を手に取ってもいいな。
玄乃智、穂乃智、恵乃智を飲み比べてみると、「作がどんな日本酒か?」が理解できてくるぞ。
おいしい日本酒を飲んでいると心の底から感じます「作 奏乃智(かなでのとも)」
参考価格 750ml 約2,255円
この「奏乃智」は面白い味をしています。
「甘い、柔らかい、なめらか」と3拍子そろっているので、「甘さが口に残る…?」と思いきや、スッと儚く消える味はお見事。
「おいしい日本酒」を飲んでいることが口と舌を伝わり理解できます。飲み続けていても、新鮮でクリアな味はまったく変わることはありません。
冷やして飲むことで清涼感がグンとアップします。もう、お酒だけで充分です。おつまみなんていらない!っていうぐらいの香りと味を楽しんでください。
「水を飲んでいるみたい」と勘違いしてしまうのが、この奏乃智だ。
舌触りやのどを通っていく心地よさで、「これは良い日本酒」と感じるだろうな。
冷蔵庫で約30分ほど冷やして飲むと、おいしさはなおアップするぞ。
香りと味は、「育ちの良いお嬢様」をイメージするかも!?「作 雅乃智(みやびのとも)」
参考価格 750ml 約2,255円
この「雅乃智」はお酒を飲んでいる、という感覚がないから不思議です。
清水清三郎商店の公式サイトには、「絹のようになめらかな気品ある口当たり」と紹介されていますが、これは大いに納得。
口当たりの良さとスッとのどを通る優しさ。そして、ほのかな甘みとコクを楽しむことができます。
雅乃智の味を人に例えるなら、「育ちの良いお嬢さま」をイメージをしてしまうかも!?気品あふれる香りと味です、そう感じてしまうでしょう。
他のお酒で飲み疲れたなら、この雅乃智へチェンジ!疲れることなく楽しむことができるので、この雅乃智は作の中でもおすすめしたい一本です。
味に角がないから飲んでいても疲れることがありません。
ゆっくりチビチビ飲むには最高の一本ですね。
おつまみがなくても大丈夫。お酒だけで十分に楽しむことができますよ。
純米大吟醸のゴージャスな香りと味を堪能せよ。「作 雅乃智(みやびのとも)中取り」
参考価格 750ml 約2,640円
最後は、純米大吟醸「雅乃智 中取り」の登場です。
フルーツをイメージするぐらい、華やかな香りが口に広がってから鼻孔を通っていきます。
純米大吟醸にふさわしい!といってもいい甘さと旨みが心身の奥底まで染み渡り、香りと味に大きな満足感を得ることができるでしょう。
「軽やか、ふんわり、ほのかに」そんな言葉が、この雅乃智中取りにはよく似合います。
料理やおつまみはいらないかもしれません。この雅乃智だけで十分に楽しめることができますからね。
この雅乃智 中取りはスゴいです!
匂いを嗅いだときもそうですけど、鼻から抜ける香りがまさにフルーツ!そう感じることができますよ。
「ゴージャスな味」
ってこういうことをいうのね。
香りと味に丸みがあって、さすが純米大吟醸!
レギュラーシリーズを見てきましたが、飲んでみたい銘柄はありましたか?
なぜ、ここまで作をおすすめするの?と聞きたくなります。この作という銘柄、おいしくて飲みやすいため値段が高くなってしまう可能性もあります。※個人的な感想です。
今は日本酒ファンが知っているだけかもしれません。しかし、コロナウイルスも落ち着いて多くの旅行者や外国人旅行客に知られてしまうことでしょう。
そうなる前に…!作を初めて知った人に飲んでほしいのです。
高くなったウイスキーやプレミア価格の付いた日本酒のようになる前に!自身が胸を張っておすすめする日本酒の「作」飲んでみませんか?
そして、こちらが750mlの6本セットだ。
気軽に飲み比べてみるなら、これがいいな。
飲み比べ、好きな飲み方、冷やor燗といろいろ楽しめることができるからおすすめだぞ。
まとめ
作、おいしいです。「これは納得」なんてニンマリすることでしょう。
もちろん、純米大吟醸も好きですが、料理に合う玄乃智が大変おいしく飲むことができました。
高いからおいしくて自分にピッタリ!なんてことはありません。だからこそ、作という銘柄は面白いのです。
常温、冷、燗といろいろ試してあなた好みの味を探してみてください。何通りもの楽しみ方を見つけることができると、より作のファンになっていくのは間違ありませんよ。
それでは、乾杯!