強いお酒といってイメージするのが、
ジン、ウオッカ、ラム、テキーラですが、どんなお酒なのか説明できますか?
「ウオッカとテキーラはアルコール度数が強いお酒でしょ?」「カクテルに使われていたような…」
何となくは分かっているけど、うまく説明できないものです。
お酒を飲みに行ったときに、説明ができたらカッコいいですよね!
そんなときのために…、
誰でも簡単、分かりやすいようにジン、ウオッカ、ラム、テキーラのポイントだけを説明していきます。
お酒の歴史?製造方法?ええっと…、そんな難しいことはパス!紹介するのはポイントだけです。
バーに行ったときに、ちょっぴりした知識が案外役に立つかもしれませんよ?
目次
ジン、ウオッカ、ラム、テキーラどんなお酒?ポイントを分かりやすく説明します
バーでオーダーするときに、カクテルのベースになっているのが…、
ジン、ウオッカ、ラム、テキーラです。
この4つのお酒、何となく似ているような感じで説明ができない…。
どれも「強いお酒」というイメージだけがありますよね。
どんな酒か説明できるか?
どれも、アルコール度数が強いっていうお酒だよね?
説明まではできないね…。
カクテルに使われているってだけで、それ以上は分かりません。
各お酒のポイントが知ってみたいです。
今回、紹介する4つのお酒ジン、ウオッカ、ラム、テキーラは「世界4大スピリッツ」といわれています。
スピリッツとは、醸造酒からアルコール分を蒸溜して造られるお酒のことです。
その作り方により、アルコール度数はかなり高くなっています。
飲むときは、ミネラルウォーターやジュースで割ったりするのが無難でしょう。
あと、スピリッツが注目されいる理由が…、
家で過ごす時間が増えたいま「オリジナルの漬け込み酒を造りたい!」という人も多くなったといわれています。
※ 漬け込み酒を作るときは、アルコール度数が20%以上のお酒を使用すること
お酒を楽しむことができて、インスタ映えもOKって訳です。
ジン、ウオッカ、ラム、テキーラはカクテルだけではなく、こういうところでも使われています。
考えたこともありませんでした。
強いお酒?ってイメージだけは合っていましたね。
初心者でも大体のポイントが分かるとありがたいね。
小難しい話はいやよ?楽しく説明してもらえるかな。
堅苦しいのはパスだ。
初心者でも理解しやすいように説明していくぞ。
【ジン】スピリッツのなかで人気№1といえば…。空前のジンブームといっても過言ではない!?
出典 Wikipedia
4大スピリッツで一番注目されているのが「ジン」です。
カクテルにもよく使われていて、口にしたことがある人も多いでしょう。
爽やかな香りと他の素材をジャマしない味わいで、まさに名脇役。
ミネラルウォーターで割って、ジン本来の味を楽しむこともできますよ。
出典 Amazon
飲みやすいジンのなかでも「ボンベイサファイアジン」と「ビーフィータージン」はオススメ銘柄です。
ビーフィータージンをソーダで割ると肉料理をおいしくいただけちゃいますよ!
出典 サントリー
初めてジンを口にする人や海外産のものに不安があるなら国産のジンはいかがでしょうか?
今では、サントリーから翠(すい)も発売されているため、ジンの人気が高くなっています。
- ジン+オレンジ=オレンジブロッサム
- ジン+ライム=ギムレット
- ジン+コーラ=ジンコーク
- ジン+レモンジュース+シュガーシロップ=ジンサワー
- ジン+レモンスカッシュ+砂糖少々=ジンフィズ
お気に入りのジュースで割ったり、フルーツの果汁を絞ったりしても楽しいですよ。
スピリッツが初めての人は、まずジンを楽しんでみてはいかがでしょうか?
初心者はオレンジジュースで試してみるのがオススメだ。
オレンジ・フィズやオレンジ・ブロッサムっていうカクテルになるぞ。
優しい味のカクテルが楽しめれるから女性も楽しめちゃいますね。
【ウオッカ】イメージとは反対!飲みやすさとみずみずしい口当たりの良さ
※ ウオッカを使ったカクテル「モスコミュール」
強いお酒!の代名詞になっているのが「ウオッカ」です。
アルコール度数の強さはともかく、みずみずしい口当たりにクセがないのが特徴です。
ウオッカといえばロシアのものが有名ですが、ポーランドやスウェーデンからも多くの銘柄が発売されています。
ロシアでは、体を温めるためにウオッカをグイグイ飲むとか、いくら口当たりが良くて飲みやすいといってもね…。
味や飲み方を教えてよ。
「ティトーズ」と「スミノフ」って銘柄だ。
ティトーズは飲みやすく、スミノフはドライな口当たりが特徴だな。
ウオッカでレモンサワーを!なんてこともできてしまいます。
おいしいレモンサワーの作り方はこちらです↓
- ウオッカをダブル(ツーフィンガー)注ぐ。
- グラスいっぱいに氷を入れる(クラッシュアイスがオススメです)
- 味を調節しながら、ミネラルウォーターやソーダを注ぐ。(スッキリとした味のジュースでもOK)
- レモンやライムを絞って出来上がり!
ティトーズとスミノフはウオッカのなかでも、飲みやすい銘柄になっています。
ティトーズは約2,500円、スミノフは約1,000円で購入できるので、初めてのウオッカにもピッタリですよ。
出典 Amazon
ウオッカは、香りがほとんどないため多くのカクテルにも使われています。
いつも何となく口にしているウオッカですが、気をつけたい銘柄がひとつあります。
それが、世界で一番強いお酒といわれているポーランドのウオッカ「スピリタス」です。
アルコール度数は96度といわれ、まさに最強…。
罰ゲームでの一気飲みは大変危ないのでダメですよ!?
スピリタスは、果実酒を作るベースのお酒として、使われることが多くなっています。
そういう使い方をした方がいいかもしれませんね。
ライターで簡単に火が付くぐらいだから…、どれだけキツいか分かるよな?
【ラム】ウイスキーを飲むならラムだっておいしく飲めます。オススメは味わい深いダークラム
※ ラムを使ったカクテル「モヒート」
「カクテルのベースとして最高のものだ」とバーテンダーから好評なのが「ラム」です。
「サトウキビを原料にしている蒸留酒」という定義だけがあり、香りや味はまさに様々。
香りと味からウイスキー好きにも注目されているお酒で、日本でも人気は高まってきています。
世界で50ヵ国以上で造られていて、4万を超える銘柄があるともいわれていますが、本当のところは誰にも分かりません。
※ バカルディはラムの中で、知名度はかなり高い銘柄です
「どんなラムを選べばいいのか…」
あまりにも銘柄数が多いので、ここでワンポイントアドバイス。
ラムを選ぶときの参考にしてみてください。
- スペイン系ラム…軽い口当たりと飲みやすさで甘いものが多い。(ディクタドール12年は、シロップのような濃厚な甘さを楽しむことができます)
- イギリス系ラム…ウイスキーのようなしっかりとした強い味わい。(アプルトン12年は、バニラのような香りが特徴。口に含むと重厚な味が広がります)
- フランス系ラム…香りが豊かでほんのりとした甘さでフルーティー。(セントジェームスは、樽の香りもほどよく感じ、フルーツのような甘さが魅力的です)
その国のラムがすべてそうとは限りませんが、購入するときの参考にしてみてください。
他にも、ラムには3種類に分類することができます。
- ゴールドラム…名前の通り、見た目がキレイで香りも華やかです。
- ホワイトラム…香りと色が抑えられていて、カクテルによく使われています。
- ダークラム…香りや味はかなり独特なもの。スイートなものやドライな味わいがほとんど。
※この分類は初心者向けに簡略化したものです。
ホワイトラムを使った飲み方として有名なのが「モヒート」です。
ラムとライムジュース、冷たいソーダで出来上がり!
清涼感たっぷりで、暑い時期にピッタリなお酒ですよ。
※ ホワイトラムでスッキリな味。ダークラムでコクのあるモヒートを楽しむことができます。
ウイスキーと同じ感覚で飲めばいいですか?
モヒートにするときは、ダークラムに変えることでコクを楽しむことができるぞ。
- ストレート…ウイスキーと同じように、ラムの味を一番感じることができます。辛口のタイプがオススメです。
- ロック…氷によって刺激が和らぐので、飲みやすくなります。
- ソーダ割り…ハイボール感覚でソーダで割っちゃいましょう!薄めに作れば、食事とのペアリングもバッチリです。
レモンの酸味とバカルディのコクと甘みのバランスがうまくマッチするぞ。
この味はとてもスッキリして飲みやすいよ。バカルディを気持ち少なめに入れると初心者でも飲みやすくなるわね。
【テキーラ】ショットで飲むだけじゃない。サワーやハイボールにして飲むと口当たりが良くて爽快!
メキシコ・ハリスコ州のテキーラ村で生まれたのが「テキーラ」です。
最近では、セレブやアメリカの若者に人気のお酒にもなっています。
テキーラといえば…、イメージするのが「テキーラをショットグラスで飲む」ですよね。
「テキーラって、そんなふうにしか飲めないの?」と思いがちですが、そうではありません。
ソーダやジュースで割って楽しむこともできるお酒なのです。
お話の途中なのですが、なぜ写真のグラスには塩が付いていたりライムがあるのですか?
塩やライムがあるのは「高いアルコール度数による悪酔い防止」なんだ。
のど焼けも起こす可能性もあるから、保護の意味もあるらしいな。
原料は、竜舌蘭(りゅうぜつらん)という植物でアロエのような形をしているのが特徴です。
竜舌蘭は、現地で「アガペ」と呼ばれていて、その茎の部分だけがテキーラの原料になります。
出典 Wikipedia
このアガペを51%以上使用していないと、テキーラと認めないほど厳しい規則があります。
大きなアガペになると、成長するのに5年以上時間がかかるとか。
そのアガペを使ったテキーラは、もちろん高額で上品な甘さが特徴です。
数万円のものから、数千万の銘柄までもあるとか…、ここまでくると意味わからないですよね。
※ 一級品の日本酒や焼酎を超える高額なテキーラ。贈り物にはいいですけど…
一般に出回っている銘柄は、1,000円~3,000円が主流になっているのでご安心を。
テキーラは、2つに分けることができます。
- プレミアム・テキーラ(アガペを100%使用、ボトルに「100% De Agave」とあり。価格はやはり高くなります)
- ミクスト・テキーラ(アガペを51%使用、副原料にトウモロコシやサトウキビが入る。ショットグラスで飲むなら、ミクストを選びましょう。価格はお手頃になっています)
フルーティーな香りと甘さを求めるならプレミアム・テキーラを。
飲みやすさとコスパのことを考えるならミクスト・テキーラを選ぶのがいいでしょう。
オススメのテキーラはあるのかな?
コスパ良しのオススメは「クエルボ」っていう銘柄だ。
「ショットグラスで飲んでみたい」と思っている人は、ライムや塩を準備しましょう。
おっと、チェイサーを用意することもお忘れなく。
志村けんのバカ殿で、いろいろなゲストがテキーラショットを飲まされていました。
「おおげさなリアクションだな…」と思っていましたが、テキーラを飲んでみたら本物だということが分かりました…。
まとめ
ジン、ウオッカ、ラム、テキーラの特徴をまとめてみました。
バーでサラッと「このカクテルはね…」なんて教えてあげたらカッコいいです!
気になるあの人を自宅に招いてオリジナルドリンクを作ってあげたらモテちゃうかも…。
ドリンクを作るときは、ベースになるスピリッツを薄めにするのがポイントです。
それにレモンやライムの果汁を絞れば、味もスッキリ!
「キツいお酒」というイメージがありますが、○○割りをすると案外飲めちゃうものです。
いつの間にか、ヘロヘロに…。なんてこともあるので、飲みすぎには注意ですよ!?
それでは、乾杯っ!