「沖縄ならではのお酒は?」
と聞かれたら思い浮かべるのが「泡盛」です。
沖縄に住んでいる人にとっては昔から馴染みのあるお酒になっています。
泡盛のイメージって知らない人にとってはどんなものでしょうか?
従来のイメージは「アルコール度数が強い」「キツい香りのするお酒」といったものがあるでしょう。
それって本当にそうなのでしょうか?
ここで紹介するのは、泡盛の代表銘柄といってもいい「残波」(ざんぱ)です。
いろいろな種類の残波が発売されていますが、そのなかでも人気の高い「残波白」「残波黒」にスポットを当ててみましょう。
この残波、香りと味わいはまさに一級品。
このページを読み終わったあとには、きっと泡盛と残波が好きになっていること間違いありませんよ!
目次
泡盛のイメージが変わる?残波は「香りよく、まろやか」で飲みやすい!
沖縄のお酒といったら泡盛!なのですが、
「泡盛のことってあまり知らない…」
って人もいるでしょう。
まずは、泡盛について簡単に説明します。
しかし、その米の価格が高騰…。
明治の後半からはアジア各地(台湾、ベトナム)の米を使うようになりました。
それが定着して、泡盛のルーツになったといわれています。
だから、泡盛の原材料には「タイ米」と記載してあるのです。
原料には、黒麹とタイ米を使うため、焼酎よりも香り豊かで、甘みが強く味わうことができます。(米焼酎は白麹を使います)
泡盛が「香りがキツい、飲みづらい」というイメージのお酒でないことが分かりますね。
「さぁ、泡盛を飲んでみよう!」といっても、
数多くある泡盛からどれを選ぶべきなのか?
そのなかでも一番オススメしたい銘柄が残波です。
残波は沖縄でテレビCMが流れているぐらい有名な泡盛で、香りと味わいはインパクトがありまた飲みたくなるほどです。
残波白と残波黒。
あなたは、どちらを選んで飲みますか?
「これ本当に泡盛なの!?」フルーティーな香りと味わいの白【残波ホワイト】
出典 Amazon
残波白 原料名:米こうじ(タイ産米) アルコール度数:25度
「ザンシロ」の愛称で親しまれている残波ホワイト。
フルーティーな香りと味わいは、幅広い人たちに愛され続けてきました。
残波ホワイトは、とても女性に人気があるお酒のようです。
なぜ、そこまで人気がある泡盛なのか?
香りと味わいを探ってみましょう。
香り
花やフルーツをイメージさせるような甘い香りが特徴です。
「この香りって本当に泡盛なの?」
初めて残波ホワイトを口にする人ならこう思うでしょう。
アルコールを感じさせない香りは、何度嗅いでも飽きがこないほどです。
味わい
強い口当たりがあるもののスッと口のなかで消えます。
その後に、じわっと残波ホワイトの甘みが口に広がっていきます。
スッキリしていて、品のいい甘さが従来の泡盛のイメージを変えてくれるほどです。
甘い味わいなのに、飽きがこなくて何でも杯を重ねてしまいそう…。
初めて泡盛を飲む人や女性にはとてもオススメ。
優しい残波ホワイトの味をまずは、ストレートで試してみてください。
お気に入りのお酒になること間違いありません!
キリッとしながらも、まろやかで深みのあるコクの黒!【残波ブラック】
出典 Amazon
残波黒 原料名:米こうじ(タイ産米) アルコール度数:30度
残波ホワイトのあとは「残波ブラック」の紹介です。
こちらは「ザンクロ」と呼ばれ、残波ホワイトと共に多くの人に飲まれてきました。
味の濃い料理と合わせて飲んでも、味がぼけることなくバッチリ味わうことができます。
残波ホワイトと飲み比べてみるのも面白そうですね。
なんだか、キツい香りと味わいのような気もしますが…。
香り
残波ホワイトよりは、多少アルコールぽさを感じてしまいますが、
グラスに注いで、香りを確かめてみてください。
残波ホワイトとは違った、甘い香りがしてきます。
まるで甘い砂糖菓子のような香りが楽しむことができます。
味わい
残波ホワイトとは反対に、ブラックだけにパンチがある味わいと思いきや、
コクがしっかりあって深みのある味わいがたまりません。
黒麹本来のまろやかさは口当たりも良く、飲みやすくなっています。(黒麹は、焼酎の黒霧島などにも使われています)
口に、じんわりと広がるまろやかさは芋焼酎では味わうことはできないかも。
強いお酒によくある、のどにツンとくるような刺激もなく飲みやすい銘柄です。
フルーティーな残波ホワイトとコクとまろやかさの残波ブラック。あなたはどちら派?
残波ホワイトと残波ブラックのふたつの銘柄を紹介してきました。
あなたは、どちらがお好みでしたか?
残波ホワイトとブラックをオススメしたい人はこのような人たちです。
- 香りや味わいを一番に考えてお酒を選んでいる人
- 「泡盛ってどれを選べばいいのか?」と迷っている人
- 女性や強いお酒が苦手な人
- お酒の香りや味わいにこだわりがある人
- いつも飲んでいる焼酎より変わった味を探している人
- お酒に本当のおいしさを求めている人
男性が残波ブラックで、女性が残波ホワイトが好みだとは限りません。
どちらも飲んでみて、あなたにピッタリな方を選んでみてくださいね。
残波はこうやって飲もう!定番の「王道」とアレンジしてみたい「カクテル風」
残波白と黒のイメージはどうでしょうか?
思っていた泡盛のイメージとはかけ離れていましたね。
さて、残波をどうやって飲むとおいしいのか?
沖縄では、残波をウーロン茶やさんぴん茶で割って飲むのがポピュラーな飲み方だそうです。
アレンジする前に、
まずは、王道の飲み方で残波を味わってみてください。
しっかりと香りと味わいを確かめてから、今度はカクテル風にチャレンジしてみましょう。
お気に入りの飲み方が見つけられると、ますます残波のことを離せれなくなってしまいますよ!
まずは王道の飲み方で!残波の香りと味わいを楽しむなら
水割り
あまり薄めてしまうと、せっかくの香りと味わいが台無しになってしまいます。
お好みの分量で割るのもいいですが、残波7:水3の割合がおいしく飲める比率になっています。
沖縄の人は、かなり薄めて飲むみたいですが…。
お湯割り
日本酒のようにレンジで燗はしないこと。
最初に残波を注いでから、ゆっくりとお湯を注いでいきましょう。
マドラーで混ぜながら、味を均一にするとおいしいお湯割りを造ることができます。
ロック
たくさんの氷を入れてしまうと味がシャープになってしまうので注意を。
まろやかさとコクを楽しむには、いつもより少なめの氷にすることがポイントです。
冷たい残波が飲みたいなら、グラスを冷やしておくのが一番のベストです。
ストレート
この飲み方が一番のオススメ。
残波本来の香りと味わいを楽しむならストレートがベストな方法です。
常温に近い状態だと本来の香りと味わいが楽しむことができます。
お酒の弱い人は、チェイサーもいっしょに飲みましょう。
こんな残波もおいしい!カクテル風でオシャレにアレンジ
泡盛レモン
スライスしたレモンを添えたり、しぼった果汁を足してみるとさわやかな泡盛レモンの出来上がり。
レモンジュースで割ってみてもOK。
サッパリとした味わいとスッキリとしたのどごしは暑い季節にオススメの飲み方です。
泡盛コーラ
コーラで割って、スカッとしたのどごしを楽しめるカクテルに大変身です。
ライムを添えたり、しぼってみると爽快感はアップ!
のどが渇いたときに、ゴクゴク飲んでみたいカクテルです。
泡盛ソルティードッグ
本来のソルティードッグは、グレープフルーツを使っていますが、
「ゆず」「すだち」「かぼす」で代用してみるのも面白いかも。
グラスのふちに付いた塩をなめながら、味の変化を楽しんでみましょう。
泡盛牛乳割り
沖縄では、泡盛の牛乳割りはオーソドックスな飲み方になっています。
残波の味わいが、よりまろやかになり楽しむことができます。
「豆乳」「飲むヨーグルト」「カルピス」で割ってみても優しい味わいになります。
泡盛コーヒー
牛乳割りと同様に、沖縄では定番の飲み方です。
コーヒーの種類はお好みで、ブラック~カフェオレまでいろいろ試してみましょう。
味が引きしまったり、まろやかになったりとアレンジができる飲み方です。
まとめ
「泡盛を初めて飲むなら!」という人にオススメしたい残波でした。
残波ホワイト、残波ブラックどちらも選びきれませんね。
フルーティーな香りと味わいのホワイトか?コクとまろやかさのブラックか?
ふたつとも飲み比べてみてくださいね。
「なるほど、これはおいしいな。」って納得してしまうぐらいですよ。
それでは、乾杯っ!