暑い日には、やっぱり冷たいお酒!
ということで、今回は夏の食べ物にお酒を合わせてみようと思います。
もちろん、ビールで一杯!もいいのですが、夏の風情に合わせて「冷たい日本酒」なんていかがでしょうか?
その日本酒に合わせてみる夏の食べ物は「うなぎ」です。
この最高の組み合わせで、今年の夏は最高の贅沢をしてみましょう。
目次
夏の風物詩!?うなぎと日本酒の組み合わせをトコトン楽しむ。
夏のスタミナ料理といえば、やはり「うなぎ」ですよね。
うなぎといってピンとくるのは、やはり「土用の丑」です。
土用の丑の日って、一年に何回もあるって知ってましたか?
2022年の土用の丑の日
春の土用の丑の日 4月18日(月) と 4月30日(日)
夏の土用の丑の日 7月23日(土) と 8月4日(木)
秋の土用の丑の日 10月27日(木)
冬の土用の丑の日 1月24日(月)「丑の日(うしのひ)」に「う」のつくものを食べると良いそうです。
そのため、“土用の丑の日には鰻を食べる習慣”になったとされています。
春→「い」のつく食べ物。秋→「た」のつく食べ物。冬→「ひ」がつく食べ物といわれているぞ。
最高のつまみといってもいい、うなぎに合わせたいのが、「日本酒」です。
うなぎの旨みと柔らかさにスッキリとした日本酒がなんとも合うこと!
いつも食べているうなぎの蒲焼はちょっとストップ!今回は、日本酒の合う「うなぎの白焼き」の魅力に迫ってみます。
蒲焼がおいしい!いえ、通は「うなぎの白焼き」です。これで日本酒が10倍楽しめます。
うなぎといえば、ほとんどの人が「蒲焼」をイメージしますが、今回は「白焼き」を楽しんでみましょう。
蒲焼のタレがかかっていないため、うなぎ本来の味を楽しむことができるのも白焼きの特徴です。
簡単にですが、代表的な白焼きの食べ方を紹介します。
白焼きの食べ方
- 塩…少しつけて、うなぎ本来の味を存分に楽しむ
- しょう油とわさび…あっさりとした味わいを求める人へ
- しょう油としょうが…しょうがの味わいがうなぎの味を引き締めて飽きることなく食べれます
この中では、しょう油とわさびでの食べ方が一番多いでしょうか?
うなぎのほどよい脂にツンとしたわさびの風味、なんともたまりません…。
わさびとしょう油でさっぱりといただく。
日本人やってて良かった!という瞬間だよな。
一度食べてみると、蒲焼より白焼き!なんて好みが変わってしまいますよ。
白焼きもいいですが、「うなぎの肝」も冷酒によく合います。
酒の肴として、最高の一品です。白焼きといっしょにオーダーすれば、うなぎ通!なんて思われるかもしれませんね。
うなぎの肝は、ビタミンAと鉄分がとても高く、うなぎの身よりも何倍もあります。
カロリーは低いし、味は日本酒にはバッチリ。うなぎの身より、「肝の方が好き」なんて人もいるぐらい味わい深い食べ物です。
コレステロールがそこそこ多いって聞きましたけど…。
お酒の肴としてもいいし、栄養もある。
でも、少しだけ食べる、それだけで終ることができるかな~?
この組み合わせ最高すぎるでしょ!?冷酒でうなぎを食べる幸せは何によりも勝る。
うなぎを用意したら、あとは日本酒だけです。注いだ日本酒は冷酒にして楽しんでください。
もちろん、純米大吟醸!なんて用意したいところですが、うなぎが高価なため値段の落ち着いたものがいいですね。
探せばいくつもの銘柄が出てきますが、今回は手に入れやすいものを紹介します。
久保田 千寿 720ml 約1,650円
獺祭 純米大吟醸45 720ml 約1,800円
上善如水 純米吟醸 720ml 約1,600円
オススメする飲み方は、もちろん「冷や」で決まりだ。
透き通った味わいで、うなぎの味をジャマすることはないぞ。
キンキンに冷えたものでなく、冷蔵庫から出してから少し待ってみましょう。
香り華やかで、味わいも豊かになります。味の強いうなぎに負けることはないでしょう。
グイっとグラスを傾ければ、冷酒が体中を駆け巡ります。「五臓六腑に染み渡る」というのは、このことをいうのでしょう。
それから、うなぎを食す。これ、幸せすぎるでしょ!?
うなぎの脂を冷酒が流してくれるしね。
口の中がスッキリするから、エンドレスで白焼きを食べちゃうんですよね。
これ以上のおいしさと幸せってないかも…。
グラスに注いだ冷酒をチビチビ楽しみながら、白焼きを楽しむ。
なんだか落語の世界になってしまいますが、贅沢な時間になることは間違いありません。
夏バテ防止にうなぎを食べるなら、冷酒をいっしょにオーダーしてみませんか?
まとめ
これからの暑い日の贅沢な過ごし方は、うなぎに冷酒なんていいかもしれません。
「うなぎは高い!」
なんていいますが、牛丼チェーン店で買えば値段は1,000円もいきません。
それに好きな日本酒を飲んでも、金額は知れています。
暑い季節ぐらい、これぐらいの贅沢をしても問題はありません。これで、激暑の季節を乗り越えれるのなら安いものです!
それでは、乾杯!