「旅先で買いたいお酒シリーズ」パート3!
今回は、おいしいお酒と肴が最高!の四国編を前半&後半でお送りします。
前半の今回は、お酒と肴の名高さは全国トップクラス!?の高知県です。
山からのきれいな水で造る酒、海で取れる魚介類が肴になりどれをとってもハズレはありません。
高知県民はなじみのものばかりかもしれませんが、他県の人からすると驚きの連続です。
今回紹介するものは、現地にまで行ってみないと出会ないかもしれませんよ?
おいしいお酒と肴の旅へ高知県に出かけてみましょう。
目次
高知県に行ったらこの肴で酒を楽しもう!呑兵衛も唸るおつまみそろえました
高知県はお酒に肴も本当においしい!
数日間滞在して、心から実感してきました。
そして、いっしょにお酒を飲んだ人たちが酒に強すぎる…、これも実感してきました…。(なぜあんなに強いのですか?)
高知県の人って何となく、お酒をこよなく愛する人が多いようなイメージですよね。面白いデータがあります。
各県ごとのお酒の消費量では、高知県は全国で17~18位ですが、「一人当たりのお酒の消費量」なら全国で2位!
言い換えれば、「強い呑兵衛がいる県」ということですね。
そんな呑兵衛たちに、「高知県民はどんな肴でお酒を飲むのか?」を直接聞いてきました。
ド定番のあの料理から、見たこともない肴も登場しますよ!
酒どころとして「東の新潟、西の高知」という言葉まであるみたいです。
おいしいお酒に肴があるって、最高の土地柄ですよね。
高知の人は何であんなに酒が強いんだ!?
その呑兵衛さんから聞いた、酒と肴を紹介していくぞ。
現地の人に聞くまで知らないものもあったぐらいなんだ。
吞兵衛から聞いたっていうのがポイント高いよ。
飲み疲れていないで、おいしいお酒と肴を紹介してくださいねっ!?
高知県といったらこれでしょ。「かつおのたたき」がおいしすぎ!ニンニクは一切れに一枚乗せて
高知県といったら、やっぱり「かつおのたたき」をイメージしますよね。
他県からも、この一品を目的に旅行に来るぐらいですから味は間違いありません。
クセのない味に藁の香ばしい香りに酒がグイグイ進んでしまいます。
たっぷりの薬味にオニオンスライスを添えていただきました。飽きてきたら味チェンジ!塩をパラパラとかけて食べれば、かつおの旨みをしっかりと味わうことができます。
かつおは薄く切らずに、分厚く切るのが当たり前だそうです。
他県のスーパーでは、薄くなったものしか見かけないので高知県民がうらやましいっ!
いぶした香りで食欲とお酒を飲む量が増えしまいそう…。
ニンニクが苦手な人は、たくさんのオニオンスライスがよく合うって教えてもらいました。
塩とニンニクでね!
臭いは気になるところだけど…、おいしいものには勝てないよ~。
酒の肴として楽しんでみたい「くじら肉」脂ぽいのが苦手な人は赤身からチャレンジ!
※写真のものは、「くじらの酢みそ合え」です。部位は腹になります。
やわらかい肉質かと思えば、部分的にコリコリとした食感も楽しむことができて面白い一品です。
赤身はわさび醤油でいただき、皮が付いている部位は少し脂ぽいため酢みそやからし味噌がよく合います。
スッキリとした味のお酒を合わせることで、くじらが格別な酒の肴に変身します。
噛めば噛むほど、肉の旨みがじんわりと口に広がっていきますが…、
ここが、くじら肉の好きor嫌いが分かれるところでもあります。
海に住んでいてもくじらは「獣」なのです。クセのある味がダメなら…、赤身からチャレンジするのをオススメしますよ。
辛口の冷酒でいただいたんだが、酒によく合うな。
腹肉は少しクセがあるんだ、苦手な人はさっぱりとした赤身を選んでほしいぞ。
そうか、脂ぽさがあるところは「肉」という感じもするかも。
これがあれば夜通しお酒を飲んでいられるかも?「鉄干し」噛めば噛むほど味が口に広がります
最後に、本当に食べて欲しいおつまみが、「鉄干し」です。
高知県の海沿いで食べられている食材で保存食にもなっています。かまぼこ?ちくわ?みたいな感じですが、原料は「サメ」なんです。
地元で食べられている鉄干しは、乾燥させていて表面に塩分が出てくるそうです。
しかし、この塩辛さがお酒に合います。そして、スルメのような旨みがじゅわっと口に広がりうまい!かなりの勢いで酒が減っていきます…。
手で裂いて、お酒をチビリ。このエンドレスが夜通し続いてしまいそうです。
アツアツのうちに手で裂くのはやけどをするので注意してくださいね?
このおつまみは知らなかった~。
歯ごたえがスゴいよ!噛むほどじわっと旨みが口に広がっていくしね。
選ぶならビールやハイボールじゃなくて、日本酒一択だよ。
かつおの酒盗といい、高知県にはなんで酒に合うものばかりあるんだろうな?
高知県は地酒の名産地。迷いに迷って選び抜いた銘柄はこちらです!
紹介した通り、高知県は一人当たりのお酒の消費量が全国でもトップに入るぐらいです。
地産地消というわけではありませんが、高知の人たちは地酒を消費する量がハンパなくスゴいとのこと。
そんな高知県民から、「この酒を飲んでみてくれ!」という銘柄を聞いてきました。
たくさんある地酒の中から、この3種類を選び抜くには本当に苦労しました。
高知県を何回も旅行している人からしたら、「なんであの地酒が入っていないの?」と思われますが、そこはご了承を。
ぜひ、高知県に行ったら迷わず飲んでみる価値はありますよ!
※「飲んでほしい地酒」番外編ではありませんが、生貯蔵酒の土佐鶴もたまりません!
生貯蔵酒というだけあって香りの高さにフレッシュな飲み口が良かったな。
刺身や海鮮系、枝豆と合わせれば最高のペアリングになるぞ。
高知県といったら「土佐鶴」は外せません。
写真の土佐鶴も定番の銘柄ではないのですが、生貯蔵酒という言葉に惹かれてしまいました。
それぐらい高知のお酒は魅力あるものばかりがそろっています。
選び抜いた銘柄を見て遊びに行ったときの参考にしてくださいね。
毎日の晩酌にちょうどいい「酔鯨(すいげい)」この価格でこの味わい…、買って損はありません
高知県らしいデザインがひときわ目立つのが、「酔鯨」です。
香りは控えめ。やや辛口とキレがあり飲みやすい純米酒になっています。
辛味を感じながら、米の旨みとコクが舌にグッと伝わってくるような味わいです。
「毎日の晩酌に置いておきたい」飲んでいると、そんな感じを覚えたお酒でした。刺身や海鮮系をつまみにする人はいいかもしれません。
「手ごろな価格でうまい酒はない?」そんな日本酒好きのあなたの声に応えてくれる一本でしょう。
高知の酒はおいしい、この言葉が良く似合う銘柄ですよ。
そんな言葉が出てくる銘柄だ、やや辛口になっていてうまいぞ、海鮮系と合わせてみたいよな。
まさに高知県ならではといった地酒だ。
言葉の意味通りカッコいい味わい?「美丈夫(びじょうふ)」女性は飲んでおくといいですよっ!
イケメンや美男子のようなカッコいい男性を意味するのが、「美丈夫」です。
名前の通り本当に爽やか、辛口の中にほどよい甘みもあるお酒になっています。
「高知のお酒は辛口が多い」そんな中で美丈夫のような味は珍しいのかもしれません。
常温や燗をするより、ほどよく冷やして飲んでほしい!ぜひ、試してほしい飲み方です。
そうすれば、フルーティー&フレッシュな香りにほどよい酸味がスッとのどに流れていきます。
ボトルに水滴が付いているでしょ?冷やして出してもらったんです、美丈夫とてもおいしかったです!
高地にはそんなイメージがありましたが、美丈夫は少し違った味ですよ。
辛味の中にほどよい甘みも感じることができますね。
食べていて飽きないように「飲みやすい&飲み飽きない」そんな味を酒にも求めているんだ。
美丈夫はそれらをクリアしている酒だ、これは地元民の受け売りなんだけどな。
数年前から人気がジワジワと上昇中!今のうちに飲んでおきたい銘柄「南(みなみ)」
最後に紹介するのが、見かけたら一度は飲んでほしい「南」です。
「本当においしい酒」という言葉を使ってもいい銘柄でしょう。
冷やして飲めば淡麗辛口になり、スッキリしているのかと思えば余韻として旨みとコクがじんわりと口に残ります。
燗をしてもいいけど…、やっぱり冷やをオススメしたい!
地元の人によると、少しずつ人気になってきて入手困難になってきているみたい…。地元店でも品切れ!なんてこともあるそうです。
「辛口の酒が好き」「お、南ってこれか」と見つけた人はぜひ飲んでほしい一本です。
冷やで飲めばほどよい辛口が楽しむことができていいわね。
で、人気が全国的にすごいのはこのお酒なのね?今のうちに飲んでおこうかしら…。
地元の飲食店でも品切れが起きることがあるそうだ。
地元の人と飲んでいても一番人気が高かったんだよ。今のうちに飲んでおいて損はない酒だよな。
下↓のまとめに、もうひとつオススメしたい高知の料理を紹介しています。
お酒の肴になるかは分かりませんが、おいしかったの一言です。ぜひ高知県に行ったときは口にしてみてくださいね。
まとめ
高知県のおいしいお酒と肴はどうでしたか?
なぜ、高知県民に呑兵衛が多いのか?が納得できました、おいしいものが多くそろっているからなんですね。
ここに紹介していませんが、あとは「りゅうきゅうの酢の物」がオススメ!
シャキシャキした歯ごたえと酸味が、お酒によく合って…。りゅうきゅうは高知県のスーパーや道の駅で手に入れることができますよ。
ぜひぜひ、高知県に行ったときは紹介したお酒と肴を試してくださいね。
それでは、乾杯っ!